2018年に築地市場が移転した際に、大きな話題となった市場内に生息していた数千匹ものネズミが住処を追われ周辺地域へ流出した問題は、その後の対応の難しさなどから印象に残っている方も多いのではないでしょうか?
移転から約7年が経過した現在でも、ビルオーナー様から、そのようなお声をいただく事があります。
この銀座の街並みを守るために、銀座の商店街や町会、業界団体も注力しているこの問題へ、我々ピュアジャパンも貢献するために、今回はビルのネズミ対策について考えます。
問題となっているネズミですが、実はネズミとひとくくりにしても、種類がいくつかあります。
~都心部でよくみられるネズミ~
・週刊コミックの縦サイズとほぼ同じ25cm程度のドブネズミ
・500mlペットボトルサイズの20cm程度のクマネズミ
・はがきの横サイズ10cm程度のハツカネズミ
上記三種類です。
私自身この記事のためにリサーチをするまで都会のネズミは、すべてドブネズミだと思っていたのですが、種類や生態によって対策方法も異なるため、まずは敵を知ることが重要だといえます!
銀座のような高密度なビル環境で特に多く見られるのが「クマネズミ」です。
高い場所や狭い隙間をスルスルと移動し、天井裏や配管スペースに棲みつくのが得意です。
しかも、とても警戒心が強く、新しい罠や毒餌にはなかなか引っかからない厄介な存在です。
そのクマネズミへの対策には、まず侵入経路をしっかり封じることが大切です。建物の隙間や配管のまわりを、金網やパテでしっかりふさぎましょう。
罠や毒餌を使うときには、いきなり仕掛けるのではなく、最初は毒の入っていない餌で警戒を解く“馴らし期間”を設けるのが効果的です。
また、ネズミが居つきにくい環境を作ることもポイントです。
ゴミはしっかり密閉し、段ボールや古紙類はこまめに整理しましょう。
とある銀座のビルオーナー様を訪問した際、密閉性の高いゴミ箱を使用したことでネズミの被害が減ったとお聞きしましたので、この対策は非常に重要だと考えられます。
そして、ネズミの通り道(ラットラン)を見つけ、そこに集中的に罠を仕掛けることが効果的な対策です。
まとめると以下の3つの対策になります。
1.入らせない(封鎖・修繕)
2.居つかせない(整理・清掃)
3.駆除する(習性に合わせた対策・専門業者の協力)
最後に、建物のメンテナンス面では弊社が取り扱っている「ミラクルプライマー」の導入もひとつの対策においてお力になれるはずです。
防水・防錆に優れ、コンクリートの微細なひび割れをふさぎ、湿気や漏水を防ぐので、ネズミが好むジメジメした環境の予防にもつながります。
ネズミ被害は放っておくと、建物のイメージや資産価値にも影響します。
だからこそ、しっかりとした対策が必要です。
銀座の建物環境を、より衛生的で安心なものにするために、私たちも全力でサポートしていければと思います。
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青木