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ザ・ビルディングオーナーズ 

オフィス移転を通して…

2025.09.08

オフィス移転を通して…

ピュアジャーナルでもお伝えした通り、2025年7月28日より弊社は新しいオフィスに移転し、営業を開始いたしました。
環境が変わることで自然と引き締まり、社員一同「ここからさらに頑張ろう」という思いを新たにしています。

さて、私は今回オフィス移転チームに加わり、準備から当日の対応まで携わりました。
ここでは実際に体験して気づいたこと、学んだことを共有したいと思います。
これからオフィス移転を検討している方や控えている方に、少しでも参考になれば幸いです。

タスクの多さと調整の難しさ

オフィス移転においてまず強く感じたのは「タスクの多さ」です。
物件選定、住所変更の届出、旧オフィスの原状回復工事、内装やレイアウトの調整、引っ越し業者とのやり取りなど…実に多岐に渡ります。

また、外部業者との調整だけでなく、社内での情報共有や周知も大きな課題でした。
移転準備は一部の担当者だけで完結するものではなく、社員全員が関わる必要があります。
備品の整理や荷物の梱包など誰が何をするのかを明確に伝えなければ作業が滞ってしまいます。

ガントチャートで「見える化」

そこで活用したのが「ガントチャート」です。
これにより、誰が・何を・いつまでに行うのかが一目でわかり、社内はもちろん外部の業者とも共通認識を持って進めることができます。

この方法は、私たちが普段行っている不動産業務でも使うことがあります。
例えば、売買契約において、引渡しまでに測量を終わらせたい場合があります。その際も測量会社や司法書士を含めたガントチャートを作成し、逆算した行動計画を立てることで、関係者が迷わず動ける体制を整えることができます。

↓ガントチャートの例

頼ることの大切さ

今回の移転で改めて学んだのは、「うまく人に頼ることの重要性」です。
例えば、住所変更による関係省庁への手続きは社労士や行政書士、司法書士の先生にお願いしました。
専門家に任せることで正確かつ迅速に進められ、自分たちは別のタスクに集中することができました。

「全部を自分で抱え込む」のではなく、任せるべきところはプロに頼り、限られた時間とエネルギーを自分の役割に注ぐ。これが結果として移転全体をスムーズに進める大きなポイントになったと実感しています。

また、賃貸事業部では日頃からお客様の移転や開業を仲介を通してサポートさせていただいていますが、今回自分たちが当事者として経験したことで「移転がどれだけ大変か」を身をもって知ることができました。
準備や調整は想像以上に時間もエネルギーもかかります。
だからこそ私たちの役割は、お客様の負担を少しでも軽くし、スムーズに新しいスタートをきれるように支援することだと改めて感じています。

最後に…

オフィス移転は大きな節目であり、新たなスタートでもあります。
これから移転を予定されている方や検討されている方に向けて、私たちの経験が少しでもヒントになれば嬉しいです。

ピュアジャパンは、オーナー様やテナント様の移転を全力でサポートいたしますので、どうぞお気軽にご相談ください。

佐々木