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ザ・ビルディングオーナーズ 

更新を機に… 物件の資産価値アップが可能です!

2025.03.17

とあるオーナー様の話です。

そのオーナー様は、都内の私鉄支線の駅前に一棟貸しの店舗ビルを所有されていて、
長年、サービス店舗が普通借家契約で入居していました。

ちょうど更新時期が迫っていることもあり、その賃借人と行き違いがいくつかあったため、
それを解除理由として、更新をせず、それを機に、賃料も値上げをして新規募集したいという相談を受けました。

私は、次の理由で反対しました。

・その行き違いが解除理由に認められるかが微妙である。
・そのため、訴訟を起こされ裁判になる見込みが高く、費用も時間もかかる。
・現入居者が退去したとして、新規募集に際し、大幅な賃料アップは難しいのではないか。
・となると、裁判費用、募集に要する費用、新規入居者が入居するまでの期間の家賃の欠損を考えると、回収に2年ほどかかるのではないか。

しかし、そのオーナー様はご意志がかたく、更新しない旨の通知をし、裁判となりました。
裁判が始まると、私の懸念のとおり、解除事由の部分で双方平行線でした。

しかし、その裁判のやりとりの間に賃借人側が隣の駅に移転先を見つけるたようで、
明け渡しまでの数か月の賃料を免除するかわりに退去することで合意しました。

予想外です。

さぁ、そうとなったら、次の入居者を早く見つけて、いかに空き期間を短くするかです。
弊社でその依頼を受けて、募集を開始するのですが、オーナー様のご希望は前回実績家賃の1.8倍ほどでした。
前回家賃もけして相場より安いわけではなかったので、なかなかチャレンジングな募集となりました。

現地にテナント募集看板を設置したところ、問い合わせは多くいただくのですが、賃料を伝えると、やはりそこから先にすすみません。
しかし、3週間ほど経過したとき、ひとりのお客様からお問い合わせがあり、内見、賃料の交渉後、無事成約となりました。

オーナー様の希望額からは値引きの交渉に応じましたが、それでも前回家賃の1.5倍の家賃で決まりました。

前入居者の償却金、新規入居者からの礼金等もあり、弊社が仲介手数料を頂戴しても、
十分裁判費用や空き期間の損失を埋めることができ、大幅な賃料アップをすることができました。

私の予想をはるかに上回る結果でよかったのですが、私は考えが縮こまっていたんだなぁと反省しきりです。
物件ごとに、その物件を必要とされる方は必ずいるのですね。
最初から無理だと決めつけずに、まずは挑戦する大切さをオーナー様から学ばせていただきました。

条件交渉などでお悩みのオーナー様も多くいらっしゃるかと思います。
無理かも…?と思っていても、ピュアジャパンでは解決できるかもしれませんので、まずはお気軽にお問い合わせください。

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